「面白い奴だな
でも混ぜてやんねぇよ」


「そうだな
4人で分けなきゃなんねぇし」


「取り分減る」



断る理由は
そう言うことらしい。



「そう言うことだから早く散れ」


『嫌だ』



cap野郎は口角を少しずつ上げていった

そんなこと男たちは気づきもしない



「散れって言ってんだ・・・」



言い終わる前に1人の男が倒れた
残りの2人は唖然としている



「な、何したんだ!」



そう怒鳴り散らす男たち

cap野郎は耳を塞ぎながら



『お前ら近所迷惑って言葉しらねぇのか?』



と言い終わると同時に
拳が1人の顔面に命中した

1人はさっきと同様一発で伸びた


残りの1人に殺気が混ざった
低い声で



『こいつら連れて早く散れ』



と言った。


男は怯えていたのか
言われた通り
伸びてる2人を連れ走り去っていった


そして学生に『早く帰れ』と言うが
なかなか立たない



『おい。聞いてん「あ、ありがとうございました」』



そう言うとスッと立ち
軽く頭を下げ走って帰って行った


なかなか立たなかったのは
礼が言いたかったからなのか



きっと