「ねっ!杏子!今日新しく出来たカフェ行かない?あそこのカフェオレ美味しいんだって!」
「そうなの?それって駅前の?行く行く!」
「ではではー?レッツゴー!」
「待ってよ!流奈!早いってば!」

私は七瀬杏子。華の女子高生!といってもなりたての1年。
今話してたのは片桐流奈。幼馴染で同い年。

カランコロンッ
カフェのチャイムが心地よいほどに綺麗に鳴る。
「いらっしゃいませ。お二人ですか?」
このカフェが私の運命を変えたんだ。