say my name -キミノ スキナ ヒト-





「まぁまぁ、そんなに
怖い顔しないのー。


となりが神無月なら
俺も席つこうっと♪」







いや、いいです。



できれば窓から離れないで。





うるさくてかなわないです。









そんな願いも虚しく、
甘夏はスキップ気味に
こちらに駆け寄ってきた。