「え?有奈?なんで? …へーぇ。 ならしょうがないか。 せっかくだし、 会って渡してあげれば?」 「ありがとうごさいます。 失礼します。」 耳を済まして聞いて見ると、 この声、聞いたことがある。 …………太一だ。 え、なんで…。 「有奈ー、お客さんー」