─────ピンポーン 部屋で寝ていたようで、 目が覚めると同時に チャイムがなる音がした。 まぁ、今日は イツキさんがいるし、 イツキさんが出てくれるでしょ。 「はーい。 …どちらさま?」 案の定、イツキさん が出たみたいだが、 なんだか声のトーンが 急に低くなった。