これ以上話したくなくて、 あたしは駆け足で部屋にはいる。 「憎い…っ……あんな奴っっ!」 その場で座り込む。 あいつ…イツキさんの 顔を見るだけで、 あたしの妹を思い出す。 あいつに、殺されたんだ。 なにが、助かるよ。 なにが、大丈夫よ。 ふざけんじゃないわよ…!!!