「あーそうそう。 この子よ〜。」 この声…聞いたことある…。 窓が開くと、人物が顔を出す。 「また、太一に会ってきたの? 神無月 有奈ちゃん?」 びっくりして、声が出ない。 だって、目の前の女の人は… 「太一の……お母さっ………」