─────……… 「んっ…ぁれ…。」 「あー!甘夏起きたー!?」 ちょうどできたものを テーブルに並べてると、 甘夏が目を開けた。 「神無月…」 「今できたよ! 食べよっか!」 甘夏は起き上がって、 テーブルの上の 玉子焼きを見つめた。 「なぁ、神無月。 俺が、玉子焼き食べたいって 言った理由、分かる?」