突然のことにびっくりして、 慌てて振り返る。 「あんた、誰?」 金色の髪をした男子が、 冷たい目で あたしを見下ろしていた。 「あ……えと。」 突き刺さるような視線に 耐えきれなくて、 とっさに下を向く。 一瞬しか見なかったけど、 かなりのイケメン…。