「幸せ!? そんなこといってあんたは 逃げてるだけじゃん! 人のこと弱虫とか言えんの!? 想いも告げないで、 壱佳が好きだから 幸せになって欲しいとか 一番現実に向き合ってないの あんたじゃないの!?」 はぁ、はぁ、はぁ…。 い、言い過ぎた…。 「…そうかもな。 でも、壱佳は太一しか 見えてない。」