say my name -キミノ スキナ ヒト-




「…部外者?

あたしは壱佳の友達よ?」











壱佳を信じ切っていた
訳ではなかった。





でも、そういうしか
なかった気がする。






















「…ふぅん?


じゃあなんで
その友達が想いを
寄せているやつの家から

夜遅くに
出てきたんだ?」















「なっ…!!」