「じじ自分でやれます!」 「え」 先輩が持ってる小鍋をとった。 「あつっ!ひゃぁっ…!」 「ーっと」 ーへ? 「牧野大丈夫?」 小鍋が意外と熱くて落としちゃったあたし…。 思わず目を“ぎゅっ”て瞑っちゃけどー…。 先輩の優しい声に目を開ける。 そこにはちゃんと小鍋をキャッチしてくれた先輩がいた。 「先輩熱くないんですか?」 あたしはお礼を言うよりも先にそんなことを聞いてしまった。