世界保健機関(WHO)によると、世界では三十秒に一回程度の自殺が起こっており、一日三千人ほどが自殺で死んでいる。

国立精神・神経医療研究センターによれば、自殺によって毎年全世界で約百万人が死亡しているらしい。

これだけ自ら命を絶つ者がいるというのも、時代が人間にとって生き難くなっている事の表れなのだろうか。

要領よく世の中を渡っている者がいる一方で、不器用で世渡りが下手な、生きるのが苦痛に感じる者というのは確実にいる。