1時限目おわりー!っと。

廊下に出れば、あの人がいる。
見てるだけで胸がキュウンってなる。

自分からアタックなんてそんな事は、この私ができるはずがないから、あの人のクラスのドアで寄っ掛かって友達と駄弁る。

そうすればあっちも話しかけてくるかなー?
なんてバカな事を考えてる。


そうそう、私の気になってる方の名前は
須永 凉太(すなが りょうた)



本当かっこいいなぁ。
中学入学してからかっこいいとは思ってたんだよね。
かっこいいと可愛いが混ざったような…

「け…」

け?なんの声だろ…

「いっ…」

なんなのよ…
って、わ、私…?

「は、はいぃい!?」
「どけよ-!」
と、あの須永がふざけ半分で言ってきたのだ

へ…ふえ!?
こ、、これは、、ドアップ須永…!!
こんな近距離はやばいよー!!
とかいって普通にどいた私の横を須永が通り抜けていった

「あ…」
会話…続かなかったな…。
こうやってほんの少しの会話は、週に2回くらいしか出来ない。


しゃべれない日は
テンション下がる―――。