甘いお菓子をピンクのリボンで結ぶ

 結実香の全身が光に包まれた。重い瞼をこじ開けると、誰かが結実香を覗き込んでいる。

「結実香ちゃん!?良かった、すぐに先生を呼ぶからね!」

 頭がぼんやりとしている上に視界がはっきりとしていなかったが、声に聞き覚えがあった。

「結真ちゃん?」

 結実香が寝ていた場所は病院だった。
 先生にあちこちと診てもらい、回復に進んでいることを知り、結真は涙ぐんでいた。もうしばらく様子を見て、悪化することがなければ、退院できる。

「結実香ちゃん、もう少しで家に帰ることができるからね?パパにもさっき連絡したら、すぐに来てくれるって」
「パパ?達磨?」
「うん?そうよ?どうしたの?」
「早く、会いたい・・・・・・」