甘いお菓子をピンクのリボンで結ぶ

「結実香ちゃん、そんないきなり言われても・・・・・・」
「じゃあ、私がお手本を見せるね」

 結実香は背筋を伸ばして、まっすぐに達磨を見た。

「好きだよ、達磨!私の恋人になって!」
「!」

 告白を終えると、いつもの笑顔に戻り、達磨に抱きついた。

「どうだった?私の告白」
「あぁ、悪くなかったよ」
「本当!?良かった!」

 その日はずっと告白の練習をし続けた。途中で何度かやめようとしていた達磨だったが、結実香はやめなかった。

「はあ・・・・・・」
「授業はもう終わったのよ。何の溜息?」

 廊下で外の景色を見ていた達磨に声をかけたのは結真だった。すっと隣に来て、同じように景色を見ている。