甘いお菓子をピンクのリボンで結ぶ

 なるほどね、香りを堪能するためか。
 結実香と違うシャンプーとリンスを使用しているから、結実香の髪は甘い香りがする。

「達磨、ゲームをしよう!」
「いいけど、宿題は?」
「もうやったよ」
「明日の準備」
「それもやった。給食セットも忘れずに入れたよ」
「いい子だね。じゃあ、ゲームをしようか。何がいい?」

 結実香がやりたがっていたのはしりとりだった。達磨はてっきり携帯型ゲーム機で遊ぶのだとばかり思っていた。
 じゃんけんで結実香が先にやることになった。

「じゃあねー、お風呂!」
「蝋燭」
「草」
「魚」
「な、な、納豆」
「歌」
「えっとね・・・・・・あ!達磨!」

 名前を呼ばれた達磨が結実香を力強く抱きしめると、結実香は嬉しそうに微笑む。