甘いお菓子をピンクのリボンで結ぶ

 冗談だと言えば、結実香は睨みつけてきた。
 これっぽっちも怖くないが、本当に言われたら、面倒なことになるので謝った。

「ごめんね」
「もう言っちゃ駄目だからね!」
「やっていいの?」
「やるのも良くないの!」
「だから嘘だって・・・・・・」

 本当に誰に似たのだか・・・・・・。
 お風呂に入る前に母親に日曜日のことを話すと、母親は結実香と水族館へ行くことにしたので、結実香は大喜びだった。

「日曜日!日曜日!」
「もう楽しそうだね。結実香ちゃん」
「だってたまに行くくらいだから」

 達磨が髪を洗っているとき、結実香はタオルを湯船につけて遊んでいた。
 それに気づいたのは達磨が自分の髪をシャワーで流そうとしたとき。バシャバシャと水音が激しかったので、達磨は片目だけ開けた。