女の子同士でハグをしているところを見て、達磨は引き剥がしたくて堪らなかった。
 約一時間後、家に帰ってから母親に事情によると、結実香は親戚の女の子で両親が病気になったので、預かることになった。

「仲良くするようにね、達磨」
「これからお世話になります」
「はいはい、よろしく・・・・・・」

 結実香がお辞儀をしたときに気づいた。何をどうしたのか、この少女のパンツにスカートが挟まっている。本人は気づいていない。教えると真っ赤な顔をしながら、最低呼ばわりされてしまった。
 結実香と生活する日が今日からスタートした。

「勉強するか・・・・・・」
「私も!」