小さな滑り台。 小さな砂場。 あの頃の俺等も、心が小さくて…… 知らないコトだらけで……… 純粋に恋をして ひたむきに走った。 初めて沙苗とデートしたのも この公園。 「……何か、話すコトないよね……」 『………あぁ』 そんな些細な会話でも 幸せだった……… 沙苗といるだけで 俺は、世界一幸せ者だって 思えた…………