「いや…だ…
オレは殺したくない!」
言葉でも心のなかでも強く否定した。
それでも頭の中で声が響く。
『コロセ コロセ コロセ』
「オレ…は…」
突然夢境の意識が無くなった。
体がガクンと揺れたため、
緋色は一歩踏み出した。
「夢境様!!」
再び夢境の体が起きあがった。
だが、緋色が夢境を見ると
目に光が無かった。
目は赤よりももっと濁った朱色に
染まってしまっていた。
緋色は口に手をあて、
叫ぶのをこらえた。
焔の戦神に意識を奪われて
しまった夢境は心の奥底で殺すなと
叫び続ける。
だが戦神は聞いてはくれない…。
突然夢境が持っていた刀が
振り上げられた。
その先には涼夜が横たわっている。
涼夜は怪我でもうろうとした意識の
中で近くで刃物の気配がした。
なんとか目を開けると夢境が自分に
向かって刀を持っている。
そして、勢いよく降ろしてくる。
傷口が痛むのを抑えながら自分の刀で
受け止める。
すると、涼夜の刀が蒼く光った。
それと同時に涼夜の剣で受け止めた、
焔の戦神の剣が
ジュウッ
と音を立てた。
緋色はまたも驚いた。
オレは殺したくない!」
言葉でも心のなかでも強く否定した。
それでも頭の中で声が響く。
『コロセ コロセ コロセ』
「オレ…は…」
突然夢境の意識が無くなった。
体がガクンと揺れたため、
緋色は一歩踏み出した。
「夢境様!!」
再び夢境の体が起きあがった。
だが、緋色が夢境を見ると
目に光が無かった。
目は赤よりももっと濁った朱色に
染まってしまっていた。
緋色は口に手をあて、
叫ぶのをこらえた。
焔の戦神に意識を奪われて
しまった夢境は心の奥底で殺すなと
叫び続ける。
だが戦神は聞いてはくれない…。
突然夢境が持っていた刀が
振り上げられた。
その先には涼夜が横たわっている。
涼夜は怪我でもうろうとした意識の
中で近くで刃物の気配がした。
なんとか目を開けると夢境が自分に
向かって刀を持っている。
そして、勢いよく降ろしてくる。
傷口が痛むのを抑えながら自分の刀で
受け止める。
すると、涼夜の刀が蒼く光った。
それと同時に涼夜の剣で受け止めた、
焔の戦神の剣が
ジュウッ
と音を立てた。
緋色はまたも驚いた。
