──ここは紅蓮が咲き乱れる城、紅蓮城──
そこには夢境に不死だと告げたあの幻が
主としていた。
天守閣で幻は上座に座り、
下僕らしき者と話している。
「もうそろそろ、手を打つべきか…」
と幻は下僕に尋ねる。
「そう…ね…
あの子を連れてくればいいのでしょう?
そうすれば、あなた様の人類滅亡への計画が
早く進みますものね…
私(わたくし)におまかせあれ」
そして風の如く去る。
「まだ命令していないのだが…
まあいいか」
不敵に笑った。
幻は人間に、心に
恨みが深く深く突き刺さっているのだ。
羅王─世界を我が物にしようとする者─
がいなければ、
人類滅亡などしようとは思わなかっただろう。
これからもずっと
人間を恨んで生きていくに違いない…
そこには夢境に不死だと告げたあの幻が
主としていた。
天守閣で幻は上座に座り、
下僕らしき者と話している。
「もうそろそろ、手を打つべきか…」
と幻は下僕に尋ねる。
「そう…ね…
あの子を連れてくればいいのでしょう?
そうすれば、あなた様の人類滅亡への計画が
早く進みますものね…
私(わたくし)におまかせあれ」
そして風の如く去る。
「まだ命令していないのだが…
まあいいか」
不敵に笑った。
幻は人間に、心に
恨みが深く深く突き刺さっているのだ。
羅王─世界を我が物にしようとする者─
がいなければ、
人類滅亡などしようとは思わなかっただろう。
これからもずっと
人間を恨んで生きていくに違いない…
