夢幻~妖~

鳥の鳴き声がする。
朝だ。
いつの間にか寝ていたようだ。

…頭が痛い…
何か原因があるのだろうか…
とりあえず起きあがってみる。
気分が重い。
奥は山の深い森。
だが、何かありそうで近づいていった。


なんとなく刀を鞘から少し抜いてみる。
刃から朱い光が漏れる。
やはり一瞬意識が飛ぶ。
前はこんなことはなかった。
涼夜に会ってからだ。
こんなことになったのは。
涼夜と何か関係があるのか…


日の光が入らぬ中で、木が葉が何かを
訴えているような気がする。
不気味な風が起きている。
寒気がする。
これから何かが
起ころうとしているのだろうか…。
何故か自然と足が深い森へと、
動いていった…


悪寒がする。
何かの警告なのだろうか…?
刀を見るとさっきよりも
朱いまばゆきが増している。
そして、冷や汗が出る。
これから何かが起こるのは、
頭の奥で感じている。
だが、吸い込まれるように
山奥へと歩いていった…