考えている内に、一瞬隙があったらしく
疾風丸の爪で深く傷を負ってしまった。
肉がえぐりとられ、血が出る。
「つっ!!」
もう本気を出すしかない。
痛みをこらえ、刀を持った手に力を入れる。
その瞬間、刀からわずかに朱い炎が宿る。
目はまたエメラルドグリーンから
あの朱い色に変化する。
が、焔の戦神の苦しいささやきが無い。
何故か…
無いものの、あの事があったとなると
やはり刀の力を使うのは気が進まない。
だが今は力を使うほかない。
渾身の力で刀を振る。
そして、想像もしないくらいの炎が出る。
(出し過ぎた!?)
と思いつつ、
敵を倒したという快感も味わう。
夢境が刀を抜くと何故か行き過ぎた
感情を感じるようになった。
少しむこうで白い布をまとった人が
横切ろうとする。
それを夢境は気づかない。
「夢境様!人が!!」
慌てて刀を鞘に収めるが、
気づいた時にはもう、人に届いていた。
(危ないっ!!)
そう思った瞬間、横切ろうとした人は
手を出し、炎をはじかせたのだ。
見ると、蒼いが薄い色の結界を
手からはなっている。
普通の人間ではこんな事はできない。
術者かあるいは…
妖魔か…
疾風丸の爪で深く傷を負ってしまった。
肉がえぐりとられ、血が出る。
「つっ!!」
もう本気を出すしかない。
痛みをこらえ、刀を持った手に力を入れる。
その瞬間、刀からわずかに朱い炎が宿る。
目はまたエメラルドグリーンから
あの朱い色に変化する。
が、焔の戦神の苦しいささやきが無い。
何故か…
無いものの、あの事があったとなると
やはり刀の力を使うのは気が進まない。
だが今は力を使うほかない。
渾身の力で刀を振る。
そして、想像もしないくらいの炎が出る。
(出し過ぎた!?)
と思いつつ、
敵を倒したという快感も味わう。
夢境が刀を抜くと何故か行き過ぎた
感情を感じるようになった。
少しむこうで白い布をまとった人が
横切ろうとする。
それを夢境は気づかない。
「夢境様!人が!!」
慌てて刀を鞘に収めるが、
気づいた時にはもう、人に届いていた。
(危ないっ!!)
そう思った瞬間、横切ろうとした人は
手を出し、炎をはじかせたのだ。
見ると、蒼いが薄い色の結界を
手からはなっている。
普通の人間ではこんな事はできない。
術者かあるいは…
妖魔か…
