「俺は別にいいよ。
だって忍びの里で一番大事なもんだし
見つかんねぇのはだめだろ」
あとは…夢境だ。
「オレ、は…。
さ、寂しいってわけではないが、
そんなに大事なもんなら
一緒にいってやる」
少し頬を赤くしている。
照れているようだ。
緋色はクスッと笑った。
「家宝…ねぇ」
その場からたった三人の頭上から
声がした。
三人は上を見上げる。
声の主は少し太い木の枝に立って、
こちらを見ている。
「そいつを奪ったら
幻様喜ぶかにゃ?」
目を輝かせている。
夢境はそいつが
妖の類だと直感で感じた。
「顔をだせ!」
そう夢境が言うと、
ザッと木の枝から落ちてきた。
「我が名は疾風丸という。
よろしく頼むにゃ!」
夢境に握手を求める。
「誰がするかんなもん」
冷たく言い捨てると
疾風丸は涙ぐんだ。
「ひどいにゃ!
先に名を名乗ったのに!
幻様に言いつけてやるにゃー!」
「まて!」
夢境が呼び止める。
疾風丸は即止まる。
「悪かったな…オレは夢境だ」
疾風丸はパッと笑顔に戻る。
だが、
疾風丸には裏の顔があった。
まだ出すタイミングではないので
馴れ合いを続ける。
だって忍びの里で一番大事なもんだし
見つかんねぇのはだめだろ」
あとは…夢境だ。
「オレ、は…。
さ、寂しいってわけではないが、
そんなに大事なもんなら
一緒にいってやる」
少し頬を赤くしている。
照れているようだ。
緋色はクスッと笑った。
「家宝…ねぇ」
その場からたった三人の頭上から
声がした。
三人は上を見上げる。
声の主は少し太い木の枝に立って、
こちらを見ている。
「そいつを奪ったら
幻様喜ぶかにゃ?」
目を輝かせている。
夢境はそいつが
妖の類だと直感で感じた。
「顔をだせ!」
そう夢境が言うと、
ザッと木の枝から落ちてきた。
「我が名は疾風丸という。
よろしく頼むにゃ!」
夢境に握手を求める。
「誰がするかんなもん」
冷たく言い捨てると
疾風丸は涙ぐんだ。
「ひどいにゃ!
先に名を名乗ったのに!
幻様に言いつけてやるにゃー!」
「まて!」
夢境が呼び止める。
疾風丸は即止まる。
「悪かったな…オレは夢境だ」
疾風丸はパッと笑顔に戻る。
だが、
疾風丸には裏の顔があった。
まだ出すタイミングではないので
馴れ合いを続ける。
