それは、夢境が持っている剣と
対になる、水の守神の剣だからだ。
涼夜は拾っただけというがその剣は、
偶然にも神剣だった。
緋色はなんだか前を踏めずにいた…
涼夜は痛みをこらえつつ夢境に言った。
「む…むきょぉ。やめてくれっ」
それでも戦神に操られた夢境の力は
治まらない。
涼夜は最後の力を振り絞った。
勢いをつけ、木の幹へと
押していった。
その時に暴れぬよう刀を持っている、
夢境の左手を涼夜の刀で刺す。
そして、血しぶきが散る。
「ぐああああああっ!!」
夢境であって夢境ではない、戦神の
悲鳴が聞こえた。
そして、余っている片方の手をつかみ、
強く訴えた。
「戦神に操られるほどてめえは
そんなに弱い奴なのか!?
目を覚ませってんだよ!!
なあ!!夢境!!」
それのやりとりをみていた緋色は
心がキュウッとなった。
手を胸の前で握りしめる。
(お願い…涼夜…!!)
涼夜と緋色の思いが通じたのか、
夢境の意識が戻りだした。
だが、まだ不完全で、
戦神の苦しそうなうめき声が時々、
夢境の喉から聞こえてくる。
対になる、水の守神の剣だからだ。
涼夜は拾っただけというがその剣は、
偶然にも神剣だった。
緋色はなんだか前を踏めずにいた…
涼夜は痛みをこらえつつ夢境に言った。
「む…むきょぉ。やめてくれっ」
それでも戦神に操られた夢境の力は
治まらない。
涼夜は最後の力を振り絞った。
勢いをつけ、木の幹へと
押していった。
その時に暴れぬよう刀を持っている、
夢境の左手を涼夜の刀で刺す。
そして、血しぶきが散る。
「ぐああああああっ!!」
夢境であって夢境ではない、戦神の
悲鳴が聞こえた。
そして、余っている片方の手をつかみ、
強く訴えた。
「戦神に操られるほどてめえは
そんなに弱い奴なのか!?
目を覚ませってんだよ!!
なあ!!夢境!!」
それのやりとりをみていた緋色は
心がキュウッとなった。
手を胸の前で握りしめる。
(お願い…涼夜…!!)
涼夜と緋色の思いが通じたのか、
夢境の意識が戻りだした。
だが、まだ不完全で、
戦神の苦しそうなうめき声が時々、
夢境の喉から聞こえてくる。
