いつかまた、君の隣で





去年の秋、その日私は日直で
先生にクラス全員のノートを持ってくるように
頼まれていた。


そして職員室の前に着いて
ドアを開けようとしたとき



『わっ!?』

『えっ?』


ドアが勢いよく開き、出てきた人と
少しぶつかってしまった。



『あっ…ご、ごめんなさい!』


私はすぐその人に謝った。