バスケットボール




「先輩…?ごめんなさい」


あたしはなぜかあやまった


「結菜の可愛い顔を観るのは俺だけな★」


そう言って手をつないでケーキ屋さんに向かった



「どれにしよー…」

本当は家にケーキなんてないんだよね…


どうやって


「あっ先輩昨日あたしケーキ食べちゃったんです…だからあたしの分も…」



そうして海東先輩はあたしの顔を覗いてきた


「嘘ついてるでしょ?」


「ついてませんっ」


「結菜の分かりやすいね…」