バスケットボール



ハァハァハァハァ


「過呼吸?結菜?大丈夫か?待ってて今保健の先生呼んでくる」



喋れない



手足がしびれる


苦しい


「先…輩…」



目が覚めたら保健室のベッドに寝ていた


唇が乾燥していて喋りにくかった

「結菜ちゃん、大丈夫?なにかあったの?今日は早く帰りなさい」


先生に冷たい水をもらった

生き返ったって感じがした



「はい…迷惑をかけてすみませんでした」


「迷惑だなんて、大丈夫よおうちの人に連絡をしたいんだけど…」