遠距離恋愛




気の抜けた返事を返しながら、やはり体をテーブルに預けた。


「…仕方ないわねえ。今日は特別に、私がランチ奢ってあげる。」

「ご飯いらない…寝たい…」

「だあめ。健康にはまず食事!睡眠!講義でもいつも言われてる事でしょうが」

「樹怖い…」

「やっぱりここは滋養つける為に焼肉ランチセットかしら」


背を向けてカウンターに向かって行く樹に、心の中で「ありがとう」と
呟いてから、また浅い眠りに入った。



―・・・



「うえ~…」


樹に奢ってもらった焼肉ランチセット(大盛り)は、
半泣きになりながらも平らげた。

それでも眠気は相変わらず。それどころか、何だか体が怠い気がする。