「お前って女子なの？今時、」『ぉわっち！！！』ってゆー女子はいねーだろ。なぁ？？」
白雪が3人に聞いた。
3人とは、
題機(だいき)
沙羅田(さらだ)
伊加理(いかり)
である。
題機が「こいつは、おなべじゃないの？？」と言った。
沙羅田は「大丈夫？おなべちゃんww」と馬鹿にしてきた。
あたしは、キレていた。
「あんたら、あたしが、足怪我したらどうするの？？」
あたしは、白雪を睨んだ。過去に事故で足を骨折してしまった事がある。
その原因は、白雪である。
小さい頃から、仲が悪かったあたしとあいつ。
あたしが、公園でジャングルジムに登っていたら、白雪が後ろから…押した。
…そして、頭から血を流している自分がいた。公園にいたお母さん達が救急車を呼んでくれて、あたしは、生きる事ができた。
…けど、白雪はあたしに謝りにくる事はなかった…
「…悪りぃ……」
白雪が真面目な顔で謝ってきた。
「…分かればいいけど。って、準備しないと！！」
授業の準備をするために、あたしは教室に入った。