「別にいいもん、男なんかいなくたって。」
これは事実。
はっきりいってめんどくさくない??
いちいち男のこと考えてしなくてもいい嫉妬して、バカみたいに悩んで。
あーめんどくさい。
それに私には恋愛なんてしてる暇なんてまったくないから。
「あらそーぉ。」
「そうですよ。」
私は適当に流して席に座る。
なんだよ、みんなきゃぴきゃぴしちゃってさ。
男がくるからなんだよ、そんな感じ。
私の本当の性格はこっち。
みんなの前ではあんまり出さないんだけどつい、苛々したりするとこうなるんだよね。
さくらたちはなにかを呟きながら席に戻っていった。

