「おはよ。朝から元気だね。」 「だってさ、朝テンション上げないと眠いもーん!」 「あたしには、無理だ…」 「でもね、でもね、弥羽ちゃんは弥羽ちゃんのテンションでいーと思うよ!」 芽琉も芽紅も私のことはわかってる。 全部じゃないけど。 「じゃ、行こっか!」 芽琉と芽紅に挟まれて、歩き出す。