はっと振り返ると 男が立っていた。 男は真顔で 「自殺するなよ。」 と言い残して下へ降りて行った。 「………。」 ま、フェンスに寄りかかって 暗い顔してたけどもさ。 てか、また男に触られた。 ありえない。 チャイムが聞こえたので 私は教室もどった。