「あたしに触るな」

手を払いのけて私は言った。






しーん。







やば。本当のこと言った。






仮面の下が…





「ギャグ?(笑)」

転校生は笑いながら言った。

あれ?

気にしてないようだ。

「ギャグギャグー!気にしないでー!
よろしくね!転校生!」

私は偽の笑顔で

その場をごまかす。

そしたら、転校生が顔を近づけ

「日向って呼んでよ。弥羽。」

香水の匂いがした。

ん………?

「………………はぁっ⁉」