しばらくしても何も返ってこなくて、少し不安になって顔を持ち上げた。
すると彼は、
なぜかお腹を抱えて笑っていた。
なぜ!?
「な、なんで笑ってるんですか?」
「だって君、ネガティブすぎるんだもん! クハハッ」
わ、笑い方が変だ。この人絶対変だ!
ひどいな、真剣なこと言ったのにぃ
「ごめんね、おもしろかったから」
と言って、涙を拭くイケメンな変人さん。
「べつに大丈夫です」
「あれ、そういえば君の名前は? 君って言うの疲れちゃった」
そういえば名のってなかった・・・
「あたしは――
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…