『一颯)じゃ、行こっか!!』

私はなっちゃんの手を握ると鞄を持って教室から出た
向かうは
まずは朋兄のところ
無言で帰れば
その日の夜の電話がうざいからねっ


『一颯)朋兄!!』

朋兄のクラス
1-5の教室に着くと窓を開け名前を呼べば色な人が此方をみる
HRが終わって尚
沢山の人がいる


『朋夜)お?どーした?』

『一颯)今日は友達と遊んでから帰る』

『朋夜)どっちに?』

『一颯)もち、地元』

『朋夜)母さんには?』

『一颯)んー、友達の家に泊まるって言う』

『朋夜)りょーかい』

私たちの会話に驚いたようにざわつく人達もいれば
ポカーンとしている人もいる
なっちゃんはポカーンとしている

『朋夜の…妹?』

一人の男が私を指差す
この人は篠崎来夏

『朋夜)おう、可愛いだろ?』

『来夏)おう、、どっかの役者かと思った…』

『一颯)一様、男優やってます』

『『えぇええええっ!?』』

なんなの?この反応
わらけてくるんですけど((笑

『奈月)いっちゃん、早く行こう?』

なっちゃんが私の服を引っ張る

『一颯)うん、わかったよ。
じゃ、また夜ねっ』

私は朋兄に手を振るとなっちゃんを連れ
駅へと向かった