恋のコーチは幼なじみ


計は、


『女子に上目遣いでものを頼まれたら、男はそれだけでキュンと来るもんだ』


なんて言ってたけど、


それ以前に、私の方がキュンキュンさせられちゃってるよーーー!


悠馬君、やっぱ、最高っ!!


かっこいい悠馬君に、うっとり見とれていると。




「あの……、本田さん?」




困ったような顔で名前を呼ばれ、我に返った。


ギャー、見とれてる場合じゃなかった!




「え? あっ、ゴメン!
いや、あの、実は、教科書忘れちゃったみたいで……、見せてもらえるかな?」


「あぁ、そうなの?
もちろんいいよ」