恋のコーチは幼なじみ


決意を込めた目で計を見ると、計は自分の隣をポンポンと叩いた。




「よし。じゃぁ、まずは座れ。
おまえが突っ立ってると、それだけで圧迫感があんだよ、デカ女」


「なっ! そっちが男のくせにチビなんでしょ!」
 

「うるせー。おまえよりは高いわ!」


「フン! ほんの数センチじゃない! やーい、チビ!」


「おまえ……、それが人にモノを教わる態度か!」


「うるさい、バカ計!
自分ばっか食べてないで、1本くらいよこしなさいよ!」




手を伸ばして、計の持っている箱から、ポッキーを1本抜き取る。


こうでもしなきゃ、いつだってくれないんだから!