「え……、作戦会議?」 計の後から階段をのぼっていくと、あきれたように振り返る。 「忘れたのかよ。 悠馬を落とすんだろ?」 「あぁ……」 いや、忘れてたわけじゃないけど。 何度考えても、計の真意がわかんないんだよね。 なんで、私に恋のコーチなんか……。 だから、15階と屋上の間の踊り場に着いたところで、直接聞いてみた。 「ねぇ、なんで私に、恋のコーチする、なんて言い出したの? そんなことしても、計にはメリットないよね?」 すると。