そう、昔は、あんな風によく笑う男の子だったんだよねぇ。 天使みたいな、可愛い笑顔の……。 すると。 ――キャー、計くーん! ――かわいいー!! ――こっち向いてー! さっきの悠馬君への黄色い声と同じくらいの悲鳴がわき起こった。 「静かに! 静粛に!」 司会の先生がマイク越しに注意する声もかき消され気味。