計が横に移動し、今度は悠馬君の番。 「準優勝 三田悠馬殿。 あなたは、第41回全国選抜高校テニス大会 男子個人戦において……」 「ねぇねぇ、悠馬君、準優勝だったんだ? 春菜も応援に行ったの?」 「うん、テニス部全員でね。 悠馬君、頑張ったんだけど、決勝で負けちゃったの。 でも、個人戦って、全国からの選抜だから、それに選ばれるだけでも十分すごいんだよ」 「へぇ、そうなんだー」 さすが悠馬君。 賞状を受け取る姿勢も、背筋がピンと伸びて、さまになってる。 はぁー、やっぱ、かっこいいなぁ。