「っていうか、去年からさんざんそう言ってたのは、私の方だからね?」
春菜に釘を刺され、思わず頭をかく。
「へへへ、そうでした」
「ったく。
でもまぁ、薫がやっと男に目覚めてくれて、私もホッとしたよ」
「え、そう?」
「そりゃそうよ。
あれだけ薦めても、全く興味しめさなかったんだもん。
半分あきらめてたんだから」
「だって、去年は部活でいっぱいいっぱいだったし、悠馬君と話したこともなかったし」
「まぁねー。
でもよかった。
悠馬君、去年の夏、彼女と別れてからずっと独り身のはずだから、頑張ってよ」
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