恋のコーチは幼なじみ


計とのやり取りも話すと、春菜は首をかしげる。




「うーん、薫が悠馬君にアプローチするのはいいと思うけど、計君、どういうつもりなんだろ?」


「さぁ、ただの気まぐれじゃない?
オタクのあいつの考えてることなんて、私には想像もできないけどさ」


私が吐き捨てるように言うと、春菜はあきれたように眉尻を下げた。




「そんな……、オタクってことはないでしょ?」


「えー、アイツは明らかにアキバ系のパソコンオタクだよ?」


「いやいや、計君はいわゆるオタクとはちょっと違うよ。
イケメンでモテるし」


「はぁ?
あんなひょろひょろもやし男のどこがイケメン?」




私がそう反論したとき。