「プハッ、ハァ、ハァ、ハァ……」 唇が離れると同時に、酸素を求めて息を荒げた。 やっぱり、息を止めちゃってたらしい。 キスって、難しい……。 そんなことを考えてたら、計に髪をなでられた。 「薫、その息遣い、ヤバいって」 「は?」 「そこにベッドあるんだけど、俺、理性飛ばしていい?」 「えぇっ!?」 たしかに寮の部屋だから、すぐそこにベッドがある。 しかも、今、密室にふたりきりなワケで……。