恋のコーチは幼なじみ


「だったら、なんで?」


「それは……」




計が好きだから、とは、言いにくい。


どうしよう?


今日は、報告するだけのつもりだったから、あまり深く考えてこなかった。


なんて言おうか……?




「えーっと、あの、ほら、悠馬君って、かわいい服とか好きじゃない?
でも、私、計も知ってるとおり、ふだんスカートとかはかないし、やっぱりムリかなーって」


「おまえな、そんなの、好きな男の好みのタイプになりたいと思うのが、女心だろうが!
それに、付き合いが深くなっていけば、お互い服装なんてどうでもよくなってくるんだから、今だけのことなんだよ。
ちょっとくらいガマンできるだろ!」


「いや、でも……」