恋のコーチは幼なじみ


見ると、私と同年代の男子がふたり立っている。




「はい。私、高校の友人で、天宮計君を訪ねてきたんです。
彼を知ってるんですか?」




聞くと、ふたりはにこやかにうなずいて、守衛さんに声をかけた。




「俺ら、ちょうど寮に戻るとこなんで、案内しますよ」


「お、そうか?
じゃ、ここにクラスと名前、書いて。
お嬢さんも、こっちに名前書いてもらえますか?」


「はい!」




手続きを済ませると、コンピュータ部の部長と副部長だというふたりに、計の部屋に連れて行ってもらうことになった。


歩きながら、部長さんが聞いてくる。




「本田さんって、天宮の彼女?」