恋のコーチは幼なじみ


「あのう……」


「はい、なんでしょう?」




親切そうなおじいさんの守衛さんに、目的を告げる。




「昨日から、こちらに体験入学している、天宮計という生徒がいると思うんですが、面会できないでしょうか?」


「アマミヤケイ?」


「はい。私は、その天宮の友人で本田と言いますが、昨日からケータイがつながらなくて、訪ねてきたんです」


「そうですか、クラスはわかりますか?」


「いえ、まだ転校手続きは済んでないようなので、クラスはわからないんです。
でも、寮に入って、コンピュータ部の合宿に来てるはずなんです」




すると、守衛さんは、どこかに電話をかけ始めた。