恋のコーチは幼なじみ


「あの、いろいろごめんなさい」




思わず謝ると、悠馬君は顔を上げた。




「どうして?
本田さんが謝ることないよ」


「うん……」




申し訳ない気持ちで、今度は私がうつむいてしまった。


すると、悠馬君は明るい声で言う。




「じゃ、これからも、友達として、よろしく」


「うん、こちらこそ」




悠馬君は、いつものように微笑んでくれる。


こんなときでも、変わらぬ優しさを見せてくれるなんて、あらためて、素敵な人だなぁって思うよ……。