恋のコーチは幼なじみ


「私、悠馬君とは、ずっと今みたいな友達でいたいなって思うんだ」




言えた!


ほっとしたけど、対照的に、悠馬君は、がっかりした顏。


あたりまえ、だよね……。




「友達、か……」


「うん。
悠馬君の気持ちはすごくうれしいんだけど、付き合うとかっていうより、友達でいてほしい」


「それって……」


「ん?」


「いや、いいや。
うん、わかった」




悠馬君は、うつむいて、一生懸命、自分に言い聞かせるように、うなずいている。


そんな悠馬君を見てるのは、つらい。


でも、私には、どうしてあげることもできない。